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ある雨の夜に・・・番外編 前編

番外編でぇ~す。
完結だと思ったか? 俺だよ!(byイタチボイス

アフターエピソードとなっております。
その後彼らがどうなったかって感じです。
後編は明日載せます。





私の名前は小山健一、小説家だ。小説の方はそこそこ売れている。
少なくとも食べるのに困らないくらいに。

私には親友がいる。彼の名前は斉藤孝之。
孝之は大学時代、私と同じサークルに入っていた。
そのサークルには、他に3人のメンバーがいた。
長谷川友香、青木武、鮎川真理子の3人だ。

武は現在アメリカで仕事をしている。
長谷川と孝之はついこの間結婚して、今は新婚旅行の最中だ。
真理子はというと?

実は、私には妻と娘がいる。妻の名前は真理子。そう、私達は結婚したのだ。
娘の名前は・・・。



娘「お父さーん、ただいまー!」
健一「ああ、おかえり」
娘「何してたの?」
健一「ん? ちょっと自分の本をね」

娘「またそれ読んでたんだ。お父さんのデビュー作」
健一「うん、つい読みたくなるんだ」
娘「うわっ! 自画自賛~」
健一「いやいや、これはな・・・」
娘「昔本当にあった事なんでしょ? 何回も聞いたよぉ。
  その後にお母さんに告白したって」

健一「うん、そうなんだ」
娘「でもあたし幽霊とか信じなーい」
健一「お父さんだって信じてないさ。でもこれは本当にだな・・・」

娘「あぁー!!」
健一「な、なんだ突然?」
娘「ちょっとお父さん!あたしのプリン勝手に食べないでよ!!」
健一「え? そうだったのか? 冷蔵庫に入ってたからつい・・・」
娘「帰ってきたら食べようと思ってたのにぃー!」
健一「ご、ごめんごめん」

娘「・・・・・・・・・3個」
健一「え?」
娘「プリン3個。おっきいの」
健一「3個は多いんじゃないかな・・・」
娘「じゃなきゃお父さんと一生口利かないもん!」

???「そんなに食べたら太るでしょ」
娘「だってお母さ~ん・・・」
真理子「ほら、ミートパイ焼いたから食べましょ」
娘「ミートパイ!あたしお母さんのミートパイ大好き!」
健一「(・・・ほっ、助かった)」

真理子「何を見てたの?」
健一「ああ、これだよ」
真理子「・・・あ、なつかしい」
健一「うん」
真理子「この後すぐだったよね、告白してくれたの」
健一「そうだね・・・」

真理子「あの時はビックリしたよぉ」
健一「自分でも唐突だなって思ったよ」
真理子「でも、嬉しかった」
健一「それからしばらくしてプロポーズして・・・」
真理子「うん。あれから12年も経つんだね・・・」
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