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記憶の糸紡ぎ 第11話

第11話です。
医学の知識とかまるでナッシングだけど取り入れちゃった♪(いまさらかよ

なので、医学に関係のある仕事をしている人から見れば
「ねぇよwww」みたいなのもあるかもしれませんが、
そこは・・・アレですよ・・・(゚Д゚)オレシラナイ





翌日、僕は見舞いの帰りに先生に呼び止められた。
最初の頃、僕は先生に呼ばれる度に悪い話を聞かされるんじゃないかと思っていた。
そのせいか、先生の事をあまり好きになれなかった。

でも最近はそんな気分にならない。
先生の言葉には不思議と勇気付けられる気がした。

優司「何ですか?」
月白「藤野さんの事だけど」
優司「はい」
月白「精神が逆行してるのは原因不明だと、この前言ったわね?」
優司「・・・はい」
月白「今も原因は分からないわ・・・医学的にはね」

優司「どういう事ですか?」
月白「これは私の個人的な憶測だけど・・・」
優司「・・・何ですか?」
月白「・・・藤野さんは、現状に何か不満があるんじゃないかしら?」
優司「不満?」

月白「その不満はあまりにも大きく、自身の精神が耐えうる限界を超えていた。
   そこで脳は現状の不満を理解するよりも前の年齢まで精神を逆行させる事で、
   自らを守る方法を選んだ」

優司「・・・そんな事、有り得るんですか?」

月白「分からないわ。ただ、可能性として考えてみたの。
   藤野さんは何か、不満を口にした事はなかったかしら?」

優司「不満・・・先輩はスポーツ万能で成績も全教科常にトップだし、
   明るい性格だから友達も多いし・・・。不満も、特に聞いた事はないです」

月白「そう・・・なら、他に原因があるのかしら・・・いや、でも・・・」
優司「・・・先生?」
月白「あ、わざわざ呼び止めて悪かったわね。用はそれだけよ」
優司「・・・はぁ」

月白「もし、思い当たる事があったら話してちょうだい」
優司「わかりました」
月白「それじゃ、今日はもう遅いから帰りなさい」
優司「あ、はい、それじゃあ失礼します」
月白「ええ、また明日」

・・・不満か。やっぱり思い当たる節なんてないよな。
おじさんおばさんも優しいから、家で何かあるわけでもないだろうし。

常に優秀でいる事に疲れた?
・・・いや、先輩は自分を高めたりするの好きだったからな~。じゃあ何だろ?

ん~・・・でもクラスでっていうのはあるかもしれない。
何だかんだ、クラスでの先輩ってあまり知らないし。
明日、あの先輩にでも聞いてみようかな。
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