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記憶の糸紡ぎ 第12話

間が空きましたが第12話でぇす。
無事最終回まで書き終わり(ほぼ打ち切りのようですがw)あとは載せるだけです。
全14話の予定。つまり次々回で最終回です。






先輩女子「イジメぇ!? 藤野さんが!?」
優司「いや、イジメっていうか、そういうストレスになるような事、何かって・・・」
先輩女子「う~んストレスねぇ・・・あったようには見えないけどなぁ」
優司「そうですか」
先輩女子「頭良いし、勉強なんか先生より分かりやすく教えてくれるから、
      みんな藤野さんの事慕ってたし」

優司「へぇ~」
先輩女子「あの外見でしょ? 男子からはそれだけで人気があったもん」
優司「はぁ・・・」
先輩女子「それに優しいし明るいし、特にストレス感じてるようには見えなかったよ?」
優司「そうですか・・・」
先輩女子「どうしたの? ストレス感じてた方が良かったの?」
優司「あ、いや、そういうわけじゃなくて・・・」

先輩女子「・・・良く、分からないけど」
優司「?」
先輩女子「藤野さんの事なら、私やクラスの皆より、君の方がよっぽど詳しいと思うよ」
優司「僕の方が?」

先輩女子「うん。例えば・・・そうだなぁ、藤野さんの好きな食べ物は?」
優司「野菜チヂミ」
先輩女子「好きなテレビは?」
優司「歌番組」
先輩女子「趣味は?」
優司「バナナでセクハラって言ってたけど・・・本当は料理だと思います。
   作ってる時とか楽しそうだし」

先輩女子「ね? やっぱり君の方が詳しいでしょ?」
優司「え?」
先輩女子「今の質問、実は私が知ってるのは歌番組が好きって事くらいだもん。
      特に野菜チヂミなんて初耳。てっきりハンバーグかと思ってたよ。
      いつもお弁当に入れてるから」

優司「あれは先輩の得意料理で、いつも中身が違うんです」
先輩女子「へぇ~そうだったんだ。知らなかったよ」
優司「・・・はぁ」
先輩女子「やっぱり君の方が詳しいよ、藤野さんの事。良く考えたらきっと分かると思うよ」

よく考えたら・・・か。
ヴィー。ヴィー。ヴィー。

優司「ん?」
この番号は・・・病院から?
優司「はい?」
月白「高嶺君?」
優司「あ、月白先生。携帯に電話なんてめずら」
月白「藤野さんの容態が急変したわ」
優司「・・・え?」
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