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時を越えた約束 第12話

第12話です。今見てみたら、全部で17話ぐらいでした。

こちらで裏話等を更新していますので、良ければどうぞ。




キーンコーンカーンコーン。
大江「ん? チャイムが鳴ったか。では授業はここまで! そのままHRを始めるぞ!」

金曜日は時間割の最後が大江先生の授業のため、そのまま帰りのHRに突入する。
最初の週、つまり今日はキチンと終わったけど、
それから毎週金曜のHRは数学の時間になってたっけ。

大江「・・・だそうだ。ちなみに明日は午前授業だ。忘れずに来るように」
生徒「はーい」

明日は国語の発表だ。俺の役は大学生というより、感じの良いお兄さんってところだな。
自分から立候補しようと思った矢先、ユウナさんから推薦された時は驚いたけど。

そういえば、ユウナさんの方はどうなんだろう・・・。
昨日、放課後に残って練習する事になった時、
お家からの電話で帰らなきゃいけないって言ってたけど・・・。

大江「それからみんなにもう1つ連絡がある・・・百瀬」
優奈「はい」

突然呼ばれたユウナさん。しかし本人は呼ばれる事が分かっていたようだ。
連絡ってユウナさん絡みなのかな?
大江「来月転校する事になっていた百瀬だが、ご家庭の事情で都合が早まり、
   明日の授業を最後に転校する事になった」

なっ・・・!
大江「明日、授業が終わったらそのまま引っ越すそうだ。
   別れの挨拶をしたいものはそれまでに済ますように」

そう言って、先生は俺の方をチラリと見た。
挨拶しろって事か。言われなくてもするつもりだけど・・・。

大江「連絡は以上だ。日直!」
生徒A「きりーつ! 気をつけー! 礼!」
生徒「さようなら!」

クラスのみんながゾロゾロと帰る中、俺はユウナさんに話しかけた。
のぼる「あの、ユウナさん!」
優奈「・・・・・・」
のぼる「明日転校するって・・・!」

優奈「明日の授業」
のぼる「授業?」
優奈「うん。明日の国語の授業、絶対優勝しようね」
のぼる「あっ・・・うん・・・」
優奈「じゃあ、準備あるから」
のぼる「えっ・・・あ、あのっ!」

そう言ってユウナさんは帰ってしまった。やけにあっさりと。
・・・別に何でもないのかな、別れくらい。

寂しいって思ったのは俺だけって事か・・・そりゃそうだな。
向こうにとっては一週間だけのクラスメイトだもんな。
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