FC2ブログ

時を越えた約束 第14話

第14話です。
カレー持ってどこ行くのん?

こちらで裏話等を更新していますので、良ければどうぞ。





俺とユウナさんは屋上に来た。春の優しい風が心地よい、良い天気だ。
優奈「ここで食べよ」
のぼる「は、はい」

優奈「・・・・・・」
のぼる「・・・ええっと、何か?」
そんなジッと見られると・・・。

優奈「敬語、やめない?」
のぼる「え?」
優奈「歳、同じなんだから」
のぼる「あぁ、えっと・・・うん」

そういえば、ずっと敬語だったな。まぁ俺にとっちゃ憧れの人だもんなぁ~。
・・・っていうか、今この場にいるの、俺とユウナさんの2人きりじゃ・・・。
やべっ! 緊張してきた!

優奈「あの・・・」
のぼる「ふやいっ!?」
優奈「え?」
のぼる「ああいやっ! 何でも! えっと、何?」
焦って変な声出た・・・。

優奈「あの・・・ありがとう」
のぼる「うん? ああ! 別に屋上付き合うくらい良いよ」
優奈「そうじゃなくて・・・」
のぼる「・・・?」
優奈「・・・男の人から助けてくれたの、のぼる君・・・なんでしょ?」
のぼる「え・・・?」

な、なんで知ってるんだ?
優奈「大江先生が、話してくれたの」
のぼる「大江先生が?」
先生・・・別に話しちゃいけないわけじゃなかったけど・・・。
・・・ん?

のぼる「あの・・・さ」
優奈「?」
のぼる「聞いたって、どこまで聞いたの?」
優奈「・・・・・・」
のぼる「・・・・・・」

優奈「・・・全部」
のぼる「全部?」
優奈「のぼる君が本当は大人で、未来で私は殺されて、
   のぼる君は私を助けるために何度も同じ日を繰り返してるって・・・」

のぼる「・・・うん」
優奈「・・・ありがとう」

!!
のぼる「俺なんて・・・俺は結局、君の事を・・・」
優奈「でも諦めなかった」
・・・それは。
優奈「その話を聞いた時、私・・・嬉しかった」
のぼる「・・・・・・」

優奈「私ね、ずっと1人だったんだ」
のぼる「え?」
優奈「お父さんもお母さんも、私に興味がないの」
・・・・・・。

優奈「2人とも仕事第一。家に帰っても大抵誰もいない」
・・・なんだか。
優奈「私は、誰にも愛されてないんだと思ってた。
   でものぼる君は、そんな私の事を助けようとしてくれた」

のぼる「・・・・・・」
優奈「それが嬉しかった。私は、誰かに必要とされてるんだと思えた」
のぼる「・・・違うよ」
優奈「え?」
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)